父の葬儀費用のリアル
今日は父の葬儀の話だけど、
暗い話ではなく
温かい話(^^)
わが父はまあまあ変わった人で
延命治療をしないこと
葬儀は家族だけで行うこと
香典はもらわないように
と生前、ノートに明記していて、
今回の葬儀は
その父の遺志にそって行った
出席者わずか9名の
家族葬でした。
葬儀にかかった費用は
161万円。
内訳は
1,お葬式セット 約55万円
祭壇と花
お棺
骨壺
霊柩車
2,オプション 約7万円
仮通夜代
自宅用祭壇レンタル
貸し布団(通夜用)
通夜料理
お斎(おとき)葬儀前のお膳
3,お花代 約4万円
4,骨壺 約40万円
5,お布施 約50万円
枕経
通夜
葬式
6,その他 約5万円
飲食代
お車代
これらの費用は
父が残してくれた
預金から賄えたので、
直後から必要になる
葬儀屋さんとの話でも、
「高い安い」ではなく、
父のために、
「父の幸せ基準」
で丁寧に
1つ1つ選ぶことができて、
とてもありがたかったです。
一番よかったと思うのは
本気の家族葬にしたこと。
父が言う家族は
妻、子、孫 まで。
その範囲以外の人には、
その日は連絡をしませんでした。
あと、たった1人の親友に
母が知らせただけ。
「義理」の人がいない
気のおけない人だけの葬儀。
父の親友から初めて聞く
学生の頃の話や、
父の子供に対する思い。
母とのなれそめや
家族の思い出、
それぞれが父を心から思い、
泣き、笑い、
悲しいけれど
温かいゆっくりとした
時間を過ごすことできて、
父の気持ちに添った
悔いのない良い送りができました。
結局、父を送るための費用は
事前に購入しておいた
納骨堂も含め
約300万円。
ライフプラン上、
葬儀関係は
200万円~300万円必要
といわれるから、
妥当なところだけど、
家族葬だったら
そんなに必要かな?
って思っていた部分もありました。
しかし、
当事者になってみて、
必要とか不要とか
一般的にいくらかかる?
ではなく、
遺族(子供たち)が
お金のことに煩わされず、
「悔いの残らない送り」
ができるよう、
ちゃんと準備しておいてあげたいと
思った次第です。