つい貯金に手が出てしまう人の
3つの家計チェックポイント
【1回目】
月の予算は決めている、
毎月頑張っているのになぜか足りなくなって、貯金に手を出してしまう…
こんなことはありませんか?
多くの人が
この口座に入っているお金は使っていい貯金か?
使ってはいけない貯金か?
が分からなくて、口座からお金を下ろすときに罪悪感をもってしまいます。
使ってはいけない貯金を使っているとしたら、将来への不安は常にあるだろうし、
本当は使えるお金かもしれないのに、「本当に使っていいのかな?」という不安な思いをずっと持ち続けてるとしたらすごくもったいない。
貯まっていても、貯まってなくても「使うのが不安…」
ということになってしまってるんですね。
そんな人の家計のチェック項目3つをご紹介します。
1,月に必要なお金が把握できてる? →今日はここ
2,無理な予算立てになっていない? 3、貯金に名前がついてる? |
1,月に必要なお金が把握できてる?
月のお金を把握するツールと言えば家計簿ですが…
家計簿を付け続けられている人は、全体の2割と言われています。
そんな少ないのか~と思うんだけど、
家計簿をつけない理由としては、
★赤字に向き合うのがつらい。
★つけなくても、なんとなく貯まっている。把握できている。
★「つけないといけない」と思うのがストレス
などがあげられます。
私は家計簿はつけているけれども何の為につけているかというと、お金を貯めるためではなく、
1,次年の予算立てのための記録のため。
2,その年の貯蓄額を達成するため、予算が守れているかの把握するため。
いずれも「把握するため」なので、少々の付け忘れがあっても、財布の中身と合ってなくても気にしません。
つまり、家計簿はただの「記録」なんです。
もう少し言えば「見える化するため」のもの。
人の記憶はとても曖昧。
例えば、旅行から帰ってきて日常に戻った途端に、昨日までの旅行気分が遠い昔のことのように感じたりすることないかな?
それと同じで、大きな買い物も結構忘れちゃう。
都合のいいことに「無駄遣い」もキレイに忘れます。
そういうモノなんです。
だから記録しておく。
ただの記録だから、家計簿を見ながら
「あー使いすぎた~」なんて思うことはありません。
淡々と事実だけを記載し、
まずは「自分が心地よく生活するためにはいくら必要なのか?」
を把握(記録)する。
記録していくことで、自分の感情や価値観が少しずつわかってきます。
お金は価値観を感じるところに流れるようになっているものなので、
それを大切にできるような使い方をするために記録するんです。
自分が価値観を感じているところは「節約」しないし、
価値観を感じていないところには「使わない」
そんなメルハリのあるお金の使い方ができるようになると、
「節約」も辛くはなくなり、
貯金に手を出すことも本当に少なくなってきます。
最終的には、家計簿は必要ないというのが私のスタンスですが、
「お金を貯めよう」という最初の段階では、
家計簿という「記録」はやってみてください。
くれぐれもいいますが、反省はしないように。
まずは自分の価値にあった予算だてをするために、
「我が家の月のやりくりにはいくら必要なのか」
を確認、把握するだけね。
次回は
2,無理な予算立てになっていない?
をお届けします(^^)