住宅ローン以外の借金があるのが「当たり前」の家計はお金は貯まりづらくなります。
特に車のローンは、
1,購入する車の価格が高額になりやすい
2,金利を支払う
3,ローンが終わるころには買い替え時期、永遠にローンが終わらない。
4,ローンがあることが当たり前になる=お金が貯まらないことが普通
などで「お金が貯まらない理由」がずっと家計に居座る、まさに負のループ。
まずはこれを0にすることを最優先しましょう。
少々の楽しみを一時的に我慢しても、
この借金をなくすことに、全力を注いでください。
住宅ローン以外の借金を
「当たり前」にしてはいけません。
「貯められる家計」には住宅ローン以外のローンはない。
11年間、多くの家計を見てきて思うのは、
お金を貯められる家計には、
住宅ローン以外の借金はほとんどないということ。
しかし、
車などの借金がある家計には、
「〇〇ローン」「借入」
という費目が家計簿の中にあり、
借金がない家計に比べると、
月に使えるお金は2万~3万円は少なくなります。
車2台分のローンが重なる時期は、
月に5~6万になることも。
これでは、「貯金ができない」のは当たり前で、
そのせいで、「私はやりくりが下手…」と自分を責めてしまうことになるのはとても残念。
そして、ローンが終わるころには車の買い替え時期になり、貯金ができてないから、またローンを組んで購入することになり、
車を持っている限り、永遠に貯金できるようにはならないというわけです。
車をローンで買う人は、身の丈以上の価格で購入する傾向あり
また、ローンで車を買う人の特徴として、「車両本体価格が高額になる」というのがあります。
ローンで購入するため、車を買うことによって今の家計(貯金)は痛まない。
痛みを感じにくいので、家計の「身の丈」をぼんやりさせることができ、「欲しい」にまかせて価格が上がってきます。
「目の前の現金がなくならない」お金の使い方は、「ニード(必要)」より「ウオンツ(欲しい)」が優勢になるんですね。
逆に現金一括で買う人は、今の貯金額と相談しながら購入するので、
車両の価格が高額になりづらく、「ニード(必要)」が優先の、「身の丈」に合った買い物になります。
また、ローンを組むと金利もかかります。
例えば300万円の車を金利2%で7年間ローンを組んだ場合は約21万円の金利を支払うことになります。
21万円だったら、妻のパート収入の2~3か月分?
ローンを組むことで、2,3か月の給与がなかったことになる。
現金で買っていたら、貯められるはずの21万円…
これは、車に限ったことではなく、クレジットカードの分割払いなどでも同じことが言えます。
気軽に使えるからと言って、甘く見てはいけません。
借金をするということは、「未来のお金を使っている」ということ。
住宅ローン以外の借金を当たり前にせず、なるべく早く返済することを心がけていきましょうね。
負のループを抜け出す家計を作っていきたい人は、個別相談でお待ちしています(^^)
怒られないから安心してください(笑)
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